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満照山 眞敬寺欄間取付

満照山 眞敬寺欄間取付

平成30年5月6日に当山落慶法要を迎えるにあたり、眞敬寺本堂へ大トリの欄間が納入されました。
されましたというと、完成したと思われてしまいますが、まだ東京の東西を彫られた欄間の漆、箔押し、彩色が未完です。こちらは落慶法要後には京都へ帰り、秋のお彼岸に完成お披露目となります。

建築とは、サクラダファミリアのように未完であり続けるということがなんと魅力的なことかと思いますが、京仏具職人さんのお給料なめたらあきまへん。

この来迎欄間は、いかにして現代にマッチした欄間や佛具を制作し、伝統文化を継承して行けるのかを考え、平等院や知恩院にある来迎図を立体化し、さらには現代東京の眞敬寺 蔵前陵苑に、まさに今、真実の光が来迎されている場面を欄間で表現することを思いつきました。

なにしろ私の無理難題。このような欄間は、みなさん初めての試みとの事で、東京の名所を立体化し、広がりを表現するため、下絵を日本画家の冨永晃代さん、その下絵を京仏具 小堀にて欄間に合わせ再構成し、そちらは誰でも彫れるわけでないと、若手欄間彫刻師の川口真慈さんに彫刻を依頼、緻密に彫り上げられた彫刻一つ一つを中谷漆工所にて漆を施し、金箔押師の春木氏にて箔押し、最後に彩色が施されて、来迎欄間は眞敬寺本堂の荘厳として、今まさに光を放っています。