年間法要

2019年度 眞敬寺 蔵前陵苑 報恩講法要勤修

2019年度 眞敬寺 蔵前陵苑 報恩講法要勤修

例年より今年は暖かく、いつもなら暖房が必要な11月の第3日曜日に当山の報恩講法要が暖かく快晴の中、おかげさまにて無事勤まりました。

毎年、やれやれ、やっと終わった報恩講。用意に追われる忘恩講ですが、宗祖親鸞聖人の750回忌を過ぎた今なお、全国津々浦々の真宗寺院で今年も報恩講が勤められているということは、まだまだ大したことだと思います。

昔、やらない法事にはケチがつかないが、やった法事にはケチが付くと教えてもらった事があります。

何かをするという事は、、もっと言えば、生まれ生きるということ自体、人に良い意味でも、悪い意味でもなんらかの影響を与え、少なからず迷惑をかけるということです。

純粋に、皆に良かれと思って法要を勤めても、、何らかのケチが付くと、心身共に疲れます。

そんな私の立場はいつも被害者です。

秋晴れの好日が、どうして実りない日となってしまうのか?

このまま、いつまでも被害者意識では寂しい人生となってしまいます。
実は自分は加害者であるという立場から出発しないと、人生は実り多き人生とはならないと痛感するこの頃でした。

分かっちゃいるけど、やめられない。
やめられないけど、分かってるんですけど。